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マーブル日記

< Jul 2007 >
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2007-07-29 (Sun)
2007-07-29 (Sun) の画像夏も本番を向かえ、今回は岐阜県の美並の方へ、ささやかな涼と円空のふるさとを求めて出掛けてきました。
 まず最初は、美並カントリークラブの少し手前、釜ケ滝。メディアでも紹介されるほど有名な滝で、滝の入り口の店にはここの掲載された雑誌やサインが展示してあった。川沿いの遊歩道を歩いていくと右手のほうに行者の滝が目に入る。今は水量は少ないが店の写真を見ると、とうとうと流れている写真もある。上り坂を進むと三の滝がある。趣のあるいい滝で、涼味満点だ。つぎに二の滝へ向かうが、少々急な階段や坂道を進むことになる。そこで目に飛び込んでくる絶景ときたら「素晴しい」の一言。そのまま一の滝まで足を伸ばすと、そこには高さのある凛とした滝にでる。“美しい国 日本”(どこかで聞いたことあるような~)を見る思いだ。
次に岩間の滝を目指す。整備された林道(遊歩道)を20分ぐらい進むと目に入るのが岩間の滝。周囲はとても静かで滝の音と風の音しか聞こえない。その上、私たち夫婦二人きり。滝つぼまで行くとマイナスイオンとフィトンチッドが充満しているのが体感できる。この日は水量が多くなかったが涼風が体全体をやさしく包み込んでくれてまるで天然のクーラーそのものだ。そのまま暫く身をまかせることにして涼を楽しむ。
 さて、目指す円空仏は粥川沿いにある円空ふるさと村にある。右手に粥川を目にした瞬間、とてもいい気分になった。水がとてもきれいだからだ。周囲に目をやると、のどかな田舎の風景が目に入る。さて走ること30分程、ふるさと村に入村する。誰もいない、私たち二人と円空仏だけの会話を楽しむ。目に飛び込んでくる約90対の円空仏施設は広く明るい。決して暗2007-07-29 (Sun) の画像い雰囲気ではない。朽ち果てた様に見える円空仏がかえって力強く見えてくる。どこにこのようなエネルギ―があるのだろう。今から375年ほど前の一人の人間が成せる業なのか?
 感慨深くとてもさわやかな一日となった。それにしても円空は仏師ではなく円空自信が仏だったのだろう・・・そんなことを考えながら初めてETCを使った。Wの喜びを感じずにはいられない一日となった。               by和泉

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